かわらもと歯科新聞7月号発行いたしました。
歯のはなし 夏でも要注意!「誤えん性肺炎」のリスクと予防のポイント

とは、食べ物や唾液が誤って気管に入り、一緒に「口の中の細菌」も入り込んで、肺で炎症を起こすことで発症する病気です。特に高齢者に多く、冬場にかかりやすい病気として知られていますが、実は夏場も注意が必要です。暑い季節は、体調の変化が重なるため、リスクが高まりやすい時期でもあります。
【夏にリスクが高まる理由】
麦は汗を多くかくことで体内の水分量が不足しやすく、脱水状態になりがちです。すると唾液の分泌が減り、口の中が乾燥します。唾液には、口の中の細菌の増殖を抑える働きがありますが、その量が減ることで口の中の細菌が増えやすくなり、その結果、誤えんした際に、肺へ入り込む細菌量が増えてしまい、誤えん性肺炎のリスクが高まってしまいます。
また、暑さによる食欲低下や体力の消耗、睡眠不足などで、免疫力が低下しているところに、誤えんをしたりすると、誤えん性肺炎になりやすくなります。
「最近むせやすくなった」「食事に時間がかかるようになった」という変化は、見逃せないサインになります。
誤えん性肺炎のしくみ
①細菌が含まれた唾液や飲食物が誤って気管に入る(誤えん)
②細菌が肺に侵入する
③炎症が起きる
免疫力が低下すると、誤えんした際に肺炎になりやすい!
【気づきたいサイン】
日常の中で、次のような変化が見られたら注意しましょう。
■食事中や食後にむせることが増えた。
■声がかすれる、カラカラ声になる。
■微熱やだるさが続く。
■口の中が乾燥しやすい。
■食後に咳が出る。
これらは誤えんや誤えん性肺炎の初期サインの可能性があります。「年のせい」と見過ごさず、早めに気づくことが大切です。
【予防のポイント】
誤えん性肺炎は、次のような日々の心がけで予防できる病気です。
お口のケア・飲み込み力の維持・免疫力アップ + 夏場は脱水予防も!
お口のケア
- 毎日の歯みがきてお口の中を清潔に保つ。
- 舌や歯ぐきのケアも行う。
- 歯科医除で定期的に専門的なクリーニングを受ける。
飲み込み力の維持
- よく噛んでゆっくり食べる。
- 食事中はやや前かがみの姿勢を意識する。
- 食後すぐに横にならない。
免疫力アップ
- 適度な運動で体力を維持する。
- 十分な睡眠をとり、免疫力を保つ。
脱水予防
- こまめな水分補給を習個にする。
- 一度に大量ではなく、少量ずつこまめに飲む。
特に夏は「脱水」と「口の乾燥」が大きなリスク要因です。お口の健康状態をえることは、
誤えん性肺炎の予防だけでなく、全身の健康維持にもつながります。
日常の小さな心がけを積み重ね、暑い季節も安心して過ごしましょう。
かわらもと歯科新聞7月号では、
・健康情報 夏型ヒートショックにご用心
・今、知っておきたい歯科ニュース
などなど、あなたの生活に役立つ情報が満載です。
院内に配布しておりますので、是非お手元にお取り下さい。

